製造方法

 お酢本来のコク、まろやかさ、香りにこだわり、明治42年の創業以来変わらぬ手法でお酢を造り続けてきました。
 江戸時代から続く昔ながらの長期熟成法の作り方を守り、じっくりと発酵・熟成させたこだわりのお酢は、
そのままでも飲むことが出来るとてもまろやかな味わいです。

 お酢は米から一度酒を作り、酢酸菌を加えて発酵させることにより出来上がります。
 お酢作りに一番大切なのは温度管理です。当社では、お酢に四季を感じさせるため空調設備を一切使用せず、熟練した職人により毎日休むことなく、酢樽の中に手を入れては温度を確かめ、酢が今どのような状態なのかを確かめます。
 酢樽に耳を当てて発酵の音を聞き、中をうかがい、透明感や香り味を知り、匂いの微妙な変化を嗅ぎわけます。また、こだわりの味を守るため機会を一切使用せず、昔ながらの自然濾過製法であるため透明感があるのも特徴です。

 このように、手間隙かけて作り上げられることにより、お酢本来のコクやまろやかさ、香り、贅沢な味わいが生まれます。

長期熟成法
 現在、市場に出回っているお酢は、早く作れて大量生産が可能となっています。
 弊社は江戸時代から続く長期熟成法により、機械で製造されたお酢とは根本的に、コクや風味が違うものとなっています。
 長期熟成法を用いると、お酢になるのは空気に接している液の表面のみなので、発酵樽の中で液体が自然に滞留し、半年から3年かけてじっくり発酵・熟成します。
 この過程によって作られたお酢は、歳月を重ねるごとに熟して、奥行きを深めまろみを増します。